実感なき景気回復に潜む金融恐慌の罠

郵貯民営化, ペイオフ解禁, 銀行の統廃合...
いわゆる小泉政権で行われた, 政策を真っ向から批判した本.

郵貯民営化がもたらす金融システムの崩壊
ペイオフ実施による金融不安
そして, 三大メガバンクになったことによって引き起こされた金融恐慌
などなど.
いわゆる批判本でありながら, かなり理路整然と著者の意見が書かれている.
個人的には, 郵貯民営(一部不支持)もペイオフも支持していた.
が, 本書を読んで若干考えが変わってきた.
本書の特徴は著者自信も言っているが, 著者の言いたいことは何度も繰り返し書かれている.
それにより反芻することができ, 著者の意見が的を射ている感じがしてくる.
単に批判するのではなく, きちんとしたデータを元に, 語っているので, それなりに説得力もある.

その一方で残念なのは, これらのイベントが発生していた当初, 著者の意見がマジョリティではなかったことである.
当時もう少し, 著者の意見を聞ける機会があれば, この国の経済は別の方向に進んでいったように思う.
また, ペイオフについては, 確かに 1,000 万円の預金保証の制限を加えているが, 当座預金のような無利息な決済性預金ならば全額保護されるし, FP の観点で言えば, 1,000 万以上の預貯金(3大メガバンクに分散させたとして, 3,000万円)を持っている世帯はそう多くないと思う.
それならば, そこまで騒ぐ必要のものではないのではと言うのが正直なところである.
が, それと銀行の数を減らせばよいというのは話の次元が異なり, それは著者が言っていることが正しいと思える.
とは言っても, 日本の銀行体質は池井戸氏の小説を読むにつけひどいと思う.

あと, 私が一番勘違いしていた点.
それは公的資金.
マスコミの論調通り, 公的資金=税金 という式が私の頭の中にあった.
著者のアイディアは税金ではなく, 国債を発行して, それを公的資金の財源に用いるという案であり, この方法はなるほどと思った.
そして, この方法によって行った公的資金は破綻しない限りプレミアム付きで返還されている.
国債の残高が増えるという別問題はあるが, 召還できる財源が確保できるならば, この方法は問題ないと思った.

さらに, 本書は世界大恐慌時のアメリカの政策を歴史的に分析している.
この話はかなり面白かった.
経済において, 歴史は繰り返されているが, それを認識していない事例が多い.
故に, そこに注目したところは, 本書の最もすばらしいところだと思う.

寝ながら読むような軽い本ではないが, 本書は非常に奥が深い本だと思う.

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ガソリン税と洞爺湖サミット

今日から洞爺湖でサミットが行われているとか.
正直余り興味はなかった.
警官が増えて, 駅のゴミ箱が撤去されて不便さが増ばかりだった.

が, 7/10,11 に北海道出張になり, 話が少しずつ変わってきた(^^;;)
自分の身に降りかかるとさすがに興味もわいてくる.
サミットが終わった後なので, さほどうるさくはないと思っているのだが....
サミット直後に近くに行くとなると多少は気になるものである.

さて, 昨日も物価高騰について話したが, ガソリンの価格は確かに上がっていると思う.
その主要因は原油高騰. そしてもう一つがガソリン税.
そのガソリン税であるが, 個人的には税金として徴収するのは賛成である.
が, その使い方(道路を造るためにしか使えない. 橋の修理にも使えない)には反対である.

では何に使えば良いか.
まず, 地球温暖化の原因となる二酸化炭素であるが, 二酸化炭素をはき出すものの代表は自動車である(もちろん, 火力発電もそうだが).
それを規制しないのはやはりおかしいと思う.
そこで, まず第一弾として, 低公害車の開発している自動車会社に助成金を出し, 脱ガソリン車の開発を積極的に行ってもらい, さらに, ガソリンスタンドに代替燃料の補給設備を設置するのに補助を出せば良い.
さらに, ユーザに対しては買い換え助成を行い, ガソリン車の割合を少なくすれば良いと思う.
なぜハイブリッドカーや水素燃料で走る車が普及しないのか.
それは設備投資(インフラ整備)とそれに乗り換えるための費用がだせないからではないだろうか.

ただ, 三菱が開発している電気自動車は家庭の電源コンセントで充電出来ると言っているが, 発電で二酸化炭素を出しているであれば, この方法は根本的な解決にはなっていないと思う.
自動車が二酸化炭素を出さなければ良い(全体として下がれば良い)という考えなのだろうか???
その当たりの見極めはかなり難しいと思うが, この二つ(設備投資/研究費と買い換え助成金)を押さえるだけでも, かなり, 普及すると思う.

次に第二弾として, さらにガソリン税をあげる一方で, 医療/介護/福祉目的の車ならびに公共乗り物(バス/タクシー)に関してはガソリン税を含む一切の税金を免税にする.
その代わりに公共交通機関は値下げを行い, もう少し, 車を持っていないユーザに対して気軽に乗りやすい乗り物として PR して欲しい.

そして第三弾.
これが一番重要だと思っているのだが, 一番難しい.
林業への助成.
二酸化炭素を減らすために植樹は確かに増えている(どこぞの頭の悪い企業は人件費が嵩むと言って, 銀杏の枝を全て切り落としてしまったが...).
が, 木を植えるだけでは, 駄目でその後にきちんとメンテナンスを行わなければならないらしい(知り合いの林業関係に従事している人に聞いた話だが).
が, その就業環境があまりにもひどい.
いわばアルバイトに近い状態で, 収入が安定しない.
それでは, メンテする人もいなければ, それをやろうと思う人も少ないと思う.
植えたら植えぱなっしで良かったと騒ぐのは勝手だが, それでは全く意味ないのである.
間伐を行い, 絶えず面倒を見ることによって, 木としても立派に成長していくそうである.
その費用をガソリン税から賄えば良いと思う.

もちろん, 全ての車が脱ガソリン車になったあとの財源に関しては別途考えなければならないが, まずは, 無駄に使われている税金をもっと有効に使うべきではないだろうか.

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経済の動きが手に取るように見えてくる

経済というものを金利, 物価, 為替, 株価の 4 つの指標で捉えている.
もちろん, これだけで経済全部が語れるほど単純ではないが, 経済について何も知らない人にとってみれば, 聞き慣れた言葉と感じると思う.
そのキーワードに注目した点は良かったと思う.

本書自体は, 巷で流れている経済ニュースを読み解くために書かれているようである.
そのためか, チャート図を多用して, 何がどうなったらどうなるかと言うことを図式化してくれている.
そして, 金利と物価の相関や物価と為替の相関なども分かりやすく解説している.

日経新聞読んでもちんぷんかんぷんという人や, 経済について勉強したい人, FP を目指す人等々, 経済のイントロとして本書は非常に有用であると思える.

一方で, 経済をちょっとかじったことがある人にとっては物足りないと感じてしまう可能性があるので, そのような人はもう少し, 専門的な本の方が良い.

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利上げ

午後14時半頃公定歩合 0.25% の利上げ決定が報じられた.
円相場は一瞬円高に振れていたが, すぐ戻してしまった.
日経平均は後場から下げに転じ, 利上げ発表後はもみ合いながら上昇していった(引けにかけて落ち込んだが).

何はともあれ, 利上げ実施で一段落.
為替も株も過熱感がクールダウンするだろうと私は思っている.
利上げの影響を最も受けるのは借入金だろう.
企業で言えば, 新たな設備投資は控えるだろうし, 個人で見れば住宅ローンが重くのしかかってくるだろう.
特に個人で変額の住宅ローンにしている人は負担増が予想される.
金利は上がるときは緩やかで, 落ちるときは急である.
じわじわとローンの負担は大きくなっていくだろう.

一方, 株はというと, 18,000円直前で足踏みしていることから, 利上げは過熱感をクールダウンさせる意味で良いだろう.
一旦クールダウンして, 4, 5 月頃改めて, 18,000 円を試しに行けば良いと思う.
為替は金利差縮小から一時的には円高に振れるだろう.
アナリストのコメントでは 115 円前後とのことだが, 110円~115円の間で一旦落ち着くだろう.
問題はその先で, そのまま円高が加速するか, それとも, 円安に戻るか, それは今後の日米の金融政策に依存すると思う.

利上げが行われた今, 次なる, イベントは 3 月のメジャー SQ だろう.

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金融政策決定会合

2 月の金融政策決定会合が始まった.
焦点はやはり利上げの有無.
市場予想は利上げ無しの方向が強うそうであるが, 先週末発表された GDP が市場予想より上回っていた.
それを受けて始まる, 今回の金融政策決定会合は単純に利上げ無しという決着にはなかなか落ちないように思える.
思えば, 1 月も 6 対 3 で利上げ無しという結論だった.
あと 2 人利上げ賛成に回れば票が逆転する.

個人的には, 1 月の時点で利上げすると思っていたのだが.... それが見事に外れている.
そして, この株高.
市場のエネルギーは強いと言うが, 過熱気味であるように思える.
クールダウンさせる意味で, 利上げを実施, それに伴って円高に誘導していった方がよいのではないだろうか.....

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統計数学を疑う

井戸端すうがくかいぎのネタ本として読んでみた.
内容自体非常にわかりやすく記載されていて, 読みやすかった.
一点残念だったのは, 統計数学というより, 経済統計に注力した本だったこと.
もう少し, 一般的に統計というものを扱ってもらえるとより一層良かったと思う.

一方, この本は, 物価指数について, パーシェ型とラスパイレス型の 2 種類をきちんと説明していた.
物価指数について書かれている本はかなりあるが, この説明を具体的な例を出して説明している本は専門書でもそんなにない.
それ故, 指数の仕組みを理解する上で非常に役立った.
実は私も物価指数についてはごちゃごちゃになっていて, 証券アナリストの試験勉強の際に理解した(つもりだった).
その上で, 何に注意して何を疑わなければならないかを説明してくれている.
最後の章の地下経済については不明な点が多いため, 物足りなさを感じたが, 4 章の GDP までの内容に関してはわかりやすかった.

投資をやる人はもちろん, 経済統計がどのように作られているかの仕組みを理解する上には良い本だと思った.

いずれ, 井戸端すうがくかいぎのネタに使ってみたい.

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惨敗円ダービー

日経平均ダービーと併せて円ダービーも今年から参加してみた.
結果は昨日の朝刊に載った.
が, こちらはニアピンどころか, 惨敗(。>。<。)
私の予想は円高.
日銀が12月の利上げを見送ったので, 1 月は利上げするだろうという予測とFRB のFFレートの金利引き下げ懸念(こちらは据え置きの可能性もあるだろうと予測していたが...: 結果据え置き).
この二つの材料で, 多少の円高に振れるだろうと思っていた.
ところが実際は全くの円安.
ここまで円安が進むと利上げ云々の問題ではないように思える.
さすがに欧州側は円安を問題視し, G7 の議題に上げてくる構え.
一方米国は強いドルを維持したい政府側と GM を中心とする自動車業界の反発
の綱引き状態(貿易赤字の主要因は中国元と認識しているらしい).

今月の行方を握っているのは, やはり G7 か....

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日経平均ダービー

日経新聞の日曜版に日経平均・円ダービーというコーナーがある.
今年から, そのコーナーに応募し始めた.

そして, 1/30.
結果発表の前日の終値では, ランクインできる位置に付けていた.
このまま行けば, もしかしたらと期待はふくらんでいた.
ところが....欲をかくと裏をかかれるという格言通り,
日興コーディアルの不正会計問題が足かせになり, 前場で即下げに転じてしまい,
その後は下り特急.
終わってみれば 106 円安であっさりセーフティーゾーンアウト.
マクロ的な読みは当たっていたと言っても, 単なる言い訳.
不安要素は FOMC のみとたかをくくっていたのが徒になってしまった.

といいつつ, こんなことでくじけてはいられない.
気を取り直してまた頑張ろう!

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ソフトバンク戦略

ナンバーポータビリティーが解禁になった.
携帯電話の電話番号を変えずにキャリアを変更できるサービスである.
そのサービスが今日から開始されることになった.

その解禁直前, ソフトバンクモバイルが攻めに転じた.
同社間通話とメールが無料になるというサービスである.
それに加え, 他社の長期割引を引き継げるとのこと.
価格は下げることは結果, いくら加入者が増えたとしても, 収入自体が減ってしまう可能性がある.
それでもまずは加入者を確保しなければならない.
ソフトバンクはそう考えたのだろう.
それ故, ソフトバンクはドコモとauを価格競争という引き返せない舞台へと再び引きずり出した.

以前, ブロードバンド(ADSL)においても, ソフトバンクは Yahoo! を使って価格競争の舞台に NTT を引きずり出した.
そのときも, 東京メタリック通信という会社を買収し, インフラの設備投資を抑えた.
そして, 今回もボーダフォンを買収し, インフラの設備投資を抑えている.
その上で価格を下げる戦略に出た.
全く同じ構図で NTT に勝負を挑んでいる.
約 2 兆円という金額で, ボーダフォンを買収したソフトバンクは安い買い物をしたのか, 高い買い物をしたのか.
その答えはまだまだでない.
しかし, シェア 50 % を越えるドコモと勝負するにはやはり, 価格で勝負しないと勝てない.
そう読んだのだろう.

一方ドコモは下手に価格を下げて収益を悪化させるよりは, 加入者が多少減っても収益を安定させる戦略でくるのではないだろうか?
ドコモが価格競争に加わったら, それこそ, ブロードバンドのときと同様一気に価格が下がっていくだろう.
他方, au は想定内と言いつつも, 価格を下げることの検討を始めているようだ.
人がやらないと自分は動かないという, いかにも他人本位な戦略である.
確かに今はシェアを伸ばしているかもしれないが, この調子がいつまで続くは甚だ疑問である.

ただ, ここで, ちょっと考えて欲しい.
携帯電話で必要なものは何だろうか?
携帯電話=電話=通信機器
と考えるならば, 要は電話ができれば良い.
一歩譲ってメールが打てればよい.
それ以上の機能は本当は必要ない.
もの本来の機能を忘れてしまっては, いずれしっぺ返しがくる.
そのことをキャリア自身も気付いて欲しい.

ナンバーポータビリティーがもたらすもの.
それは携帯電話の行く末をいろいろな意味で暗示しているように思う.

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乱高下

昨晩, FOMC(連邦公開市場委員会)が開かれた.
そこで, 利上げ休止が発表された.
すると, 相場が荒れに荒れた.
株式も為替も全てが荒れた一旦上昇したもののすぐ下落した.
インフレ圧力や原油高を理由に再利上げを示唆した内容に市場が反応したようである.

明けて日本のマーケットは, FOMC の結果を受けて下げで始まり, 後場も下げ続けた.
が, 機械受注の結果が良かったことを好感して反転.
引けにかけて大幅高になった.

アメリカでも, 日本でも夏休み前にいろいろドラマが起こる相場展開となった.
ちょっと目を離した隙に, 相場が反転しまっている.
これから夏休み.
相場はどっちに動くのだろうか....

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ゼロ金利解除

とうとうゼロ金利が解除された.
普通預金の金利が0.1%%から0.1%と100倍になるらしい.
とは言え, 100万円預けても年1000円しか利子が付かない.
ちなみ定期預金金利は0.1%くらい上がっているようだ.
逆にローン金利は軒並み 0.3~0.5% 上げている.

そもそもゼロ金利とは何かと言うと, 銀行間で取引する無担保コール翌日物金利のことである.
これをほぼゼロから0.25%に引き上げたのが今回の金融政策である.
この金利が上がることにより公定歩合も 0.1% から 0.4%に上がり, それにつられ, 預金金利, ローン金利も上がっているのである.

さて, 金利が上がるというと, 預金が増えるというイメージを持つ人も多いが, それと同様に借金もふくれあがるのである.
つまり, ゼロ金利解除前に借りていた人とこれから借りる人では, 返済金額でかなりの差がでてくる.
たとえば, 1000万円を30年ローンでくんだ場合, ゼロ金利解除前の金利が2.4%で, 解除後が2.7%とすると約 56 万の差が出ることになる.
年換算で, 約 2 万弱.
年 2 万程度ならと考える人もいるかもしれないが, これはあくまでも 1000万円借りた場合で, かつ, 金利が年利 0.3% しか上がらなかった場合である.
借入額が多くならば, さらに多くなるし, 金利上昇がより高くなれば, さらに負担額が増える.
逆を言うと, ゼロ金利解除前に借りた人は 56 万円得したことになる.

金利というのは, 預けるより, 借りる方が高いものである. 預金等の安全資産で 2 万円の利益を得るには, 相当苦労するはずである.
しかしながらローンを組めば, あっという間に 2 万, 3 万節約することができるのである.

銀行にお金を預けても増えないと大騒ぎする人もいるが, 逆にローンを組んでいる人はゼロ金利のためにかなり優遇されていたことになる.
そのことをしっかりと認識する必要があるのではないだろうか.

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転がる相場

ついに今期二度目の損切りをした.
それもかなり安値での損切り.

村上ファンド崩壊以来, 株式相場の下げがとまらない.
折しも世界同時株安, 円安ドル高が進んでいる.
明日 SQ を控え, 様子見ムードとは言い切れないほどの下げが進んでいる.
アメリカの FRB の利上げ観測に注目しているという話もある.

正直, 相場が読めない状態が続いている.
下げる要素がそうそうないのに下げが続いている.
果たしてこんな状態がどこまで続くか, 分からない.

というのが, 率直な感想.
が逆の見方もできる.
ここまで下がればそうは下がらない.
つまり買い時である.
と思って手を出したら火傷してしまった(^^;)

いったい何が相場を動かしているか, よく分からない.
梅雨入り間近と言うことで, しばらくはおとなしくしていた方が良いのかもしれない.

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村上ファンドがもたらしたもの

村上ファンドの代表である村上世彰氏がインサイダー取引で逮捕された.
インサイダー取引をしたということは, 明らかに違法行為でありそれに対して罰を受けるのは当然である.
が, 逆を言えば, 彼が犯した罪はそれだけである.
企業買収を仕掛けたことをとやかく言う人がいるが, 村上氏が行ったことにより, 企業側もいろいろ考えるようになった.
利益処分の方法, M&A に対する防衛などなど.
今までのぬるま湯の市場において, 一石を投じた功績は大きいと思う.
とかく, 日本は資本主義という名の共産主義である.
何事においても中途半端すぎる.
そこにメスを入れて, 市場をあるべき姿に戻そうしたのであれば, それはそれで評価すべきである.
もし, そのような社会にしたくないのであれば, 見せかけの資本主義にすがるのはやめて, はっきりと共産主義を主張すべきである.
どっちつかずの中途半端な市場に明日はないだろう.

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曇った日には

先週 4 日続けて下げた株式相場.
戻りそうな気配が漂っている.
朝の経済番組でも買い戻しが入りそうな気配があるとのこと.
そろそろ"買い"か? と思いつつ, 家を出た.
月曜の朝はとかくメールが溜まっているので, 会社へ行ってから注文を入れるのは時間的に難しい.
ということで慣れない携帯電話でやろうかと思いつつ, 駅までの道を歩いていった.

ふと空をみる.
曇っている....
天気予報では晴れと言うことであったが, 曇っている.
たったそれだけのことなのに, 気持ちが落ち込んでいく.

駅について, 慣れない携帯電話で取引画面を出して, 前日の株価を見てみると, 思ったほど下がっていない.
あれだけ下げたのに, 自分が狙っている株は下がっていない.
さらに, 面倒くさくなってきた.
そして, そのまま何もせず, 会社についた.

前場.
そこそこ上がっている.
でも上値が予想以上に重く見えた.
後場.
一気に下がった.

結果, 今日注文を入れなくて良かった(^^;)
天気が悪かっただけなのに.....
株もやっぱり理屈じゃない, 気分的なものもあるのだと感じた一日だった(#^_^#)ポッ..

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はじめての株式投資

私が好きな先生が題記のような講座を開いた.
CFP を持っているのに, 何を今更という話もあるが, 業としていないと感覚が鈍ってくる.
そのための継続教育なのかもしれないが, 継続教育では, どうしてもある程度の知識が要求されてしまう.
継続教育は自分のポテンシャルをあげるには効果的だが, 他の FP でない人が何を分かっていて, 何を分かっていないのかを感じるには無理がある.
そういった意味で, この講座は非常に有益である.
そして, 意外な面にも気付かされる.

テーマはもちろん株式投資であるが, 随所に参考になることがある.
私も株式投資をしているが, いまいち運用成績が良くない(^^;)
性格的に確定利回りを確保するかつ, ディフォルトリスクが少ないものに目がいってしまう.
そして, 今日意外な商品に目がとまった.
それが, 外国債だ.
為替リスクはあるものの, アメリカ, ユーロ圏, NZ, 豪州は, ディフォルトリスクはかなり低い.
というより, このあたりの国が簡単に吹っ飛んでしまうようでは, 大変なことになる.
その上, 利回りが非常に良い.

ということで, 早速調べてみたが, 思わぬ弊害が.....
まず, 取引できる箇所がかなり限られている.
そして, インターネットでの取引が盛んではない, つまり, コールセンターもしくは店頭へ出向かないといけない.
これは日頃, 金融業界から離れたところにいる私にとっては, ちとつらい.
そこで諦めたら元も子もないので, とりあえず, 口座開設の手続きをしてみた.
果たして, 連敗続きの株式投資へのキラーパスになるのだろうかo(^-^)o ワクワク

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ナンバーポータビリティ

携帯電話で話題になっているのがナンバーポータビリティー, つまり, キャリアを変更しても番号が変わらないというサービス.

以前固定電話でのマイラインと同じようにキャリア間でユーザの奪いあいが起きるだろう.
実際ナンバーポータビリティのサービスが始まらないと何とも言えないが, 手数料が 3,000円~6,000円もかかれば, そう何回も変えるユーザもいないだろう.
まして,  メールアドレスまでも変わるとなればなおさらだと思う.
それはマイラインで契約した回線をなかなか変更しないのと同じだと思う.
となると, 機種変更, 新規契約を殖やす戦略が有効になる.

もう一つの狙いは, 一度契約したら, 回線変更をなかなかやろうとしないユーザ, つまり, 年配ユーザの獲得だろう.
そのために, "らくらくホン" などの機能限定の端末の販売に力を入れている.
少子化に伴い, 減少していく若いユーザを取り込むよりもある意味, シニア層を狙っていった方が良いと思う.
というのが, いわばキャリアの戦略.

個人の戦略といえば, 3,000 円払って, 番号を変え, それを回りに伝えて, 月々の通話料を安くする戦略も一つだが, その労力と安くなる通話料のトレードオフをきちんと見極めなくてはならない.

月々 100 円程度の通話料を抑えるために 3,000 も支払うとなると, その 3,000 円を回収するのに約 30 ヶ月(約 2年半) かかる.
その間, 変更前のキャリアで契約していたら長期割引でより割り引かれるかもしれない.
この場合は, 慌てて, 番号を変える必要はないと思う.
逆に 月々 1,000 円も通話料が安くなれば, 3 ヶ月で変更手数料を回収できるので, それは変更した方が良いと思う.

つまり, 個々人によって, 必ずしも変更するのが良いかどうか分からないので, 個人/家族を含め検討する必要がある.
そして, 検討結果がでるまで慌てて, 行動起こさないことも重要である.

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マネーの公理

この本では, お金を儲けるために何をしなければいけないかを明確に言っている.
そして, 投資という甘い言い方ではなく, はっきり投機をしろと.
投資と言うと聞こえは良いが, やっていることは自分の資産を増やしたいそれだけである.
投機と言うと, ハイリスクと思われがちだが, リスク取らなければ, お金は手に入らない.
中途半端なことをやっても結果は当然中途半端に過ぎない.
どうせやるなら思い切りやるべきである.
そのためのアプローチを12の公理として紹介している

この本が言っていることが全て正しいとは思わないけれども, 一理あると思う.
ただ, この本がすばらしいのは原著が書かれたのは 20 年近く前のこと.
それが, 現代にも通用する.
これだけ金融市場が活性化し, 多様化している中で, 20 年前の手法が生きている.
それだけでも読む価値は十分あると思う.
そして, おそらく, 年に一度は読み直してみたいと思える本である.
久々にそんな本に出会えて気がした.

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株式投資これだけはやってはいけない

東保裕之氏著の"株式投資これだけはやってはいけない"という本.
一般投資家が株式投資を行うときの注意すべき点をまとめた一冊.
もし, 株を始めたいと思っている人がいたら一読を薦める.

著者自身が証券会社に勤めていたので, いわゆるディーラーの行動をわかるし, ディーラーの行動を見て, 一般投資家が何をしてはいけないかを書いてくれている.
自分が買っている株が上がっているときはまだしも, 損をしているときや判断に迷うときの行動などはかなり参考になる.
こういう本を読むにつけ, 自分の投資スタンスがもろいことを自覚させられてしまう. 今後はこの本に書いてあることを少しでも真似してやってみようかな〜と思う今日この頃.
言うは易し, 行うは難しとはまさにこのことかもしれない(^^;)

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