小遣いは削るな!
FP の藤川氏が自身の相談を元に書かれた著書.
前書までと異なり, 今回は相談者からの相談を元に著者自身の考えを述べている.
が, さすがに 3 冊目となると二番煎じ, 三番煎じになってしまう.
確かに, 言うことがその都度変わってしまっては元も子もないが, 毎回読むとちょっとくどい感じがする.
タイトルもセンセーショナルだが, 要は固定費を減らす工夫をするにはどうしたらよいかということである.
資産を殖やす方法は 3 つ.
収入を増やす
支出を減らす
資産を殖やす
ここ数年の不況で収入を増やすのはかなり厳しい.
ならば, 支出を減らすにはどうしたらよいかというのが本書のメインテーマ.
そして, 最後に少しだけ投資について触れている.
非常に読みやすい口調で書かれているので, すんなり読める.
相談事例が主なので, 親近感も沸く.
が, なんとなくパンチが弱い.
趣旨は先に振れたとおりだし, 事例もつっこみが甘い.
もう少しつっこんだ事例(というとなかなか書きにくいのかもしれないが)があれば, 前二作と違いも出て面白かったと思う.
その点はちょっと残念だった.
本書で私が一番面白かったのは, 財布の話.
藤川氏は財布を見るだけでその人の経済状態を読み解いてしまうことができるらしい.
そのエッセンスを書いていたが....
言い財布悪い財布両方に当てはまる私の経済状態はどうなんだろうか.....
今度会う機会があれば是非聞いてみたいo(^-^)o ワクワク
もし興味があれば, この財布の話は読んでみると良いかもしれない.
実は財布はほとんどすべての人が持っているもので, 宮部氏の小説にも財布を主人公にしたものがあった.
それくらい身近なもの故, 長年見ていると感じるところもあるのだろうか....
そして, もう一点.
この国の教育の話.
お金の教育について, ほとんどの学校では行われていないという点.
資産の殖やし方に類似するが
お金の使い方
お金の稼ぎ方
お金の増やし方
日本では一番先に書いた"お金の使い方"についてほとんど教育が成されていないとのこと.
言われてみれば確かに習った記憶があまりない.
強いて言えば家庭課でちょっと習ったくらいか.....
しかし増やし方, 稼ぎ方に関しては高校や大学さらにはメディアを巻き込んでいろいろやっている.
故に多重債務者が増えてしまうのだろうか....
本末転倒な気もするが, 著者自身が述べているように, この国の求めている国民像は沢山稼ぎ, 沢山税金を納め, 沢山ものを買う人なのかもしれない.
果たしてこの国に未来はあるのか....
ちょっと空恐ろしくなってきた.
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